平成28年度 誠之会総会・記念講演・懇親会詳報



平成28年度の誠之会総会・記念講演・懇親会は、7月9日(土) 三軒茶屋キャロットタワー26階 「レストランスカイキャロット」にて午後4時より開催されました。

〜 総 会 〜



総会は、甘利行也常任幹事(33期)の司会により、
物故者への黙祷に続き、
誠之会第19代会長 駒谷行雄会長(22期)より挨拶がありました。
続いて、総会議長に勝正弘氏(26期)が選出され、
議事が進行されました。









議事につきましては、
平成27年度事業の報告と質疑応答の後、
会田泰久監査幹事より会計監査の報告、
平成28年度事業の計画と質疑応答の順で進行されました。

それぞれの議事の内容については、下記の通り項目別に、各担当常任幹事より説明が行われました。

1)事業の総括 駒谷行雄会長
2)総会・記念講演・懇親会 中込守常任幹事
3)会報誌 広瀬淡常任幹事
4)校歌祭 木名瀬信博常任幹事
5)ホームページ管理 小松恵常任幹事
6)名簿管理 来栖陽平常任幹事
7)予算・決算 甘利行也常任幹事

議事は、円滑に終了いたしました。

 




〜 記念講演 〜

平成28年度の記念講演は、切手の博物館(公益財団法人)のオーナーである、落合宙一さん(33期)をお招きし、切手は「小さな外交官」と題して講演が行われました。
33期は、毎年同期会を行っており、昨年参加した時に甘利氏から依頼され実現した切手についての講演です。
お父さんが切手の愛好家だった影響で、落合氏も切手の専門家になり、目白に切手の博物館を建て、今年で20周年を迎えています。
切手を通して見て触れて歴史を学ぶ、地域の発展に努められています。



講演内容

・切手が趣味の王様と言う時代背景。学校に遅刻等社会問題。
・1947年の切手趣味週間開催のその隠された目的。「見返り美人」と隠されたエピソード、「月に雁」健全な目的で発行された切手が予想外の高値の取引に使われた事。
・1950年切手ブームが到来。
・1958年の江崎グリコのお菓子のおまけに切手が使われベストセラーに。
・シャレードという映画に合わせた切手の発行。

世界の切手の紹介では……
・数千万円から8億円で落札された切手。
・主権を明確にするために切手を発行している国や地区が多い。
・切手の美の秘密、切手の技工官(切手デザイナー)は日本では7名しかいない。
その知られざる、切手デザインの題材になる絵画、彫像、写真等のトリミング技術とデザインの改編許可
・アナログ時代の手間のかけ方、実態。
・デザインに隠された偽造防止技術。
・凹版彫刻のための版の作成の難しい技術(ビュランと言う彫刻刀)。
・色のこだわり。見た目ではわからない切手印刷に使われているインクの色数と使い方。
・小さな切手は多くの人の技が成しえた大きな芸術作品。
・使用済切手の有効な利用と収集家の価値判断。





世界や日本の切手の歴史や移り変わり等、とても面白いエピソードを交えながら、伺うことができました。



切手の博物館では、いろいろなイベントを企画し、今までの切手の事がわかる切手カタログも作成し、切手についての魅力、理解の普及を行っています。


切手の博物館
所在地:〒171-0031 東京都豊島区目白1-4-23
TEL:03-5951-3331
交通:JR山手線 目白駅 徒歩3分





〜 懇親会 〜

懇親会は、午後6時30分から開催いたしました。
駒谷行雄会長の挨拶に続き、
ご来賓の芦花高校 石井久美子校長よりお祝辞をいただきました。





祝宴は、田中常雄氏(7期)の乾杯のご発声で開始し、甘利行也氏(33期)、高橋典子さん(旧姓 當間 35期)、小松恵さん(旧姓 西田 39期)のパフォーマンスライブのアトラクションが賑やかに行われました。
また、各期の集合写真撮影や記念講演の落合宙一氏に再度ご登場ただいての質問コーナー等、和やかに楽しい時間を過ごしました。


 


 


恒例の校歌、健児の歌を全員で大合唱して、中込守常任幹事(23期)の挨拶にて、滞りなく閉会となりました。





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